氣
2021.12.01
ナマステー!
アーユルヴェーダ鍼灸師の長尾理恵です。
元気
勇気
気が強い
気にする
気が利く
空気
病気
「気」という言葉を、何気なく使っていて、何気なく理解していますが、どういう意味があるのかきちんと考えたことありますか?
「気」は、簡単に書かれた略語で、正しくは「氣」と書きます。
上の部分は、天地(自然)を表しています。
下の部分は、人が光り輝いている姿を表しています。
氣とは、
人が大いなる自然からエネルギーを得ることで、活き活きと輝くことができるという意味です。
体中に良い氣が充満して良く流れていると健康ですが、
氣が少なかったり流れに異常があると病になります。
病は氣から
というのは、気持ちを強く持とうという問題ではなくて体内を流れる「氣」のことです。
氣は、体内にある経絡(けいらく)と呼ばれるルートを通っています。
経絡は目にみえませんが、確かにあります。
基本的な14本のルートがあり、その他にもあります。
鍼灸師が用いるツボは、このルート上にあるんですよ。
氣を整え、
治る力を高めるのが、
鍼灸の醍醐味です。