考え事が頭から離れない、落ち着かない。
2021.12.30
ナマステー!
アーユルヴェーダ鍼灸師の長尾理恵です。
さて、
こんな質問をいただきました。
【質問】
考えることが多すぎて、寝つきが悪く、食欲もなく、疲れやすいです。考え事が頭から離れません、落ち着きません。どうしたら良いですか?
【回答】
アーユルヴェーダ鍼灸師の観点からお答えしますと、ヴァータが過剰になって乱れていると思われます。ヴァータとは風のエネルギーです。
もしかしたら、便秘や、肩甲骨間の凝り、髪や肌の乾燥などの症状も出ているかもしれませんが、いかがでしょうか? その場合、徹底して体を冷やすこと、乾燥、多忙を避けてください。
食事は、温かく消化が良く、油分を含んだものを食べるようにしてください。味を選ぶときは、甘味、塩味、酸味がおススメです。例えば、フカフカに炊いたお粥は最高です。生姜とゴマオイルと少しの塩味で味を調えるとさらに良いです。
睡眠時間をきちんと確保しましょう。夜更かしは手放します。
オイルマッサージは、過剰になったヴァータを強力に整えます。温めた白ごまオイルを全身に塗布します。もし全身にオイルを塗布するのが難しいようであれば、頭、耳、足の裏の3点だけでも効果的です。
施術のご予約を頂く場合は、シロダーラコースにヘッドマッサージオプションを付けるのが良さそうです。
どのようなことが頭から離れないのかが分からないので何とも言えませんが、私の場合、何かに悩んだり決めなければいけない場合は、30分以上考え込むことはしません。「シンプル」、「明るく」、「優しい」、「人として正しい」を素早く選んで行動するようにしています。
ご来店いただいた際に、詳しいお話をお伺いさせてください。