アーユルビューティのコラム

アーユルヴェーダ鍼灸師

長尾 理恵

トリートメントを行った数は、5000名を超え、アーユルヴェーダセラピスト養成講座では、100名を超えるセラピストを輩出し、40を超える個人サロンが誕生。各種講座、ワークショップ、カルチャースクールなど外部講師も務めています。

熱が出たらどう過ごす?

2022.08.01

ナマステー!

アーユルヴェーダ鍼灸師の長尾理恵です。

 

 

今日から8月です(*^-^*)

 

むちゃくちゃ暑いですが、体調はいかがでしょうか?

 

 

 

2022年8月現在、日本はコロナの新規感染者数が世界一多いそうですね。

 

 

 

その99%の人が重症化しないそうですが、無症状や、夏風邪のような症状の場合が多いようです。

 

 

 

夏風邪といえば、発熱です。

 

 

 

それで発熱した方が病院へ押しかけて病院がパンクしているのですが、38度や39度やそこいらの発熱で病院へ行っても、長い時間待たされて、解熱剤を処方されるだけです。カロナール(解熱剤)を処方する医者が多いので、カロナールが在庫不足だとニュースで言っていました。

 

 

 

東洋医学では、そこいらの発熱で解熱剤を服用することはおススメしません。

 

 

 

解熱剤を服用するよりも、早く、スッキリと風邪が過ぎていく方法があります。

 

 

 

熱が出たら、どう過ごす?

 

 

 

1) 冷やさない

熱は、体内のウイルスや菌と戦うために体温が上がります。脱水症状や痙攣など出ている場合は別ですが、解熱剤を服用したり、風にあたったり、身体を冷やすと、戦う力が低下して回復が長引きます。

 

 

 

2) 温める

戦う力を補ってあげましょう。手足を温める(足湯がおススメ!)、首の後ろを温めると良いです。

 

 

 

3) 食べない

何も食べない。胃腸を休ませましょう。食べると消化することにエネルギーを使わなければいけなくなりますし、消化しきれない食物は滞りとなります。

 

 

 

4) 水分をとる

常温の白湯を多めに飲んでください。キンキンに冷えた飲み物は身体を冷やすので飲まないで。

 

 

 

「治る力」を応援します。