アーユルビューティのコラム

アーユルヴェーダ鍼灸師

長尾 理恵

トリートメントを行った数は、5000名を超え、アーユルヴェーダセラピスト養成講座では、100名を超えるセラピストを輩出し、40を超える個人サロンが誕生。各種講座、ワークショップ、カルチャースクールなど外部講師も務めています。

優しい言葉を使うトレーニング

2022.10.08

ナマステー!

アーユルヴェーダ鍼灸師の長尾理恵です。

 

 

 

 

今週は、「言葉」に関係する職業の方にお越しいただくことが多かったです。

 

 

 

キャリアカウンセラー、

占い師、

教師、

コーチング、

カスタマーサポート、

 

 

 

(いろんな職種の方とお会いできるのは、私の楽しみの一つです!)

 

 

 

 

 

言葉は、使い方によって相手に安心や優しさ、やる気を与えることができるけれど、一方、怒らせたり、悲しませたりすることもあって、、言葉って難しいね~

 

 

 

 

という話題が何度も出ました。

 

 

 

 

 

 

さて、

 

 

 

 

インドのヨガ哲学の第一の教えに、「非暴力(アヒンサー)」があります。

 

 

 

 

非暴力とは、生きとし生けるもの全てを、殺したり、傷つけたりしてはいけないという教えです。

 

 

 

単に、蹴ったり殴ったり、そういう暴力を使わないというだけではなく、あらゆる暴力を禁止します。態度や言葉で相手に嫌な思いをさせることも暴力です。

 

 

 

 

言葉の暴力は、つい、カッとなってすぐ言い返したりしがちです。難しいねぇ。

 

 

 

特に、

 

 

 

ヴァータの人は、頭の回転が速いから思いついたことをすぐ言葉にしないようにね。

ピッタの人は、曲がったことが嫌いだから正しいことを伝えたい。伝えるときは優しい言葉を使ってね。

カパの人は、優しさゆえに相手を傷つけたくないからと嘘を言ったりごまかしたりしないでね。

 

 

 

 

その言葉は、本当のこと(真実)なのか?

 

その言葉は、良い言葉、優しい言葉か?

 

 

 

 

 

少し考えてから、落ち着いて話せると良いですね。

 

 

もし傷つけるような内容になるのであれば、今、ここで言わないという選択もあります。

 

 

 

 

 

アーユルヴェーダの知恵にも、「優しい言葉を使う」という教えがありますよ!優しい言葉は、老化防止ための行動の一つに属します。