アーユルビューティのコラム

アーユルヴェーダ鍼灸師

長尾 理恵

トリートメントを行った数は、5000名を超え、アーユルヴェーダセラピスト養成講座では、100名を超えるセラピストを輩出し、40を超える個人サロンが誕生。各種講座、ワークショップ、カルチャースクールなど外部講師も務めています。

ヴァータは体中にあるけれど、だいたいは下腹部にある

2023.03.01

ナマステー!

アーユルヴェーダ鍼灸師の長尾理恵です。

 

 

ヴァータは身体中に存在しますが、だいたいは下腹部に居ます。

 

ヴァータの居場所は、おなかです。

 

下腹部には、骨盤に腸がデーンとあります。骨盤内腔にある泌尿器や生殖器をはじめ、動脈、静脈、リンパ、神経、骨、筋肉、皮膚、もろもろあります。

 

 

 

 

この下腹部にヴァータの過剰なエネルギーが溜まりやすく、不調をまねきます。

 

ヴァータのエネルギーは電気のようなもので、過剰に滞るとビリビリしたり、痛みや、痺れを伴います。(東洋医学では、過剰なヴァータのことを邪気と言います。)

 

ヴァータは、冷え、乾燥、動きで過剰になりやすい。

 

まるで静電気みたいですね。

 

ヴァータを調和するためには、下腹部を冷やさない、乾燥させないことが大切です。

 

おススメは、骨盤周辺に温めたオイルを塗りましょう。

 

前も

 

 

 

 

 

後ろも、下からも

 

 

ヴァータが過剰になりやすい季節は、腸のお手入れをしましょう。