アーユルビューティのコラム

アーユルヴェーダ鍼灸師

長尾 理恵

トリートメントを行った数は、5000名を超え、アーユルヴェーダセラピスト養成講座では、100名を超えるセラピストを輩出し、40を超える個人サロンが誕生。各種講座、ワークショップ、カルチャースクールなど外部講師も務めています。

家庭で出来る、汗疹(あせも)治療

2023.12.01

ナマステー!

アーユルヴェーダ鍼灸師の長尾理恵です。

 

 

「背中が痒い」と娘が言うので見てみると、汗疹(あせも)できています。

 

運動部で、毎日、体操服で汗をかいて帰ってきます。

 

 

 

 

汗をかく季節になると、汗疹や湿疹が出やすくなりますね。

 

 

 

そこで、

 

 

 

キラキラ 家に帰ったら、すぐにシャワーで汗を流して着替える。

 

キラキラ 湯舟には、入浴剤にヘナや重曹を入れる。

 

キラキラ 冷たいものを食べない。

 

キラキラ 腸に良いものを食べる。

 

 

うちでは、葛、梅干し、番茶、納豆、大根、海藻などを出します。

 

 

 

軽いものだと、数日でひいてきます。

 

 

 

赤ちゃんの乳児湿疹の場合も同じ方法が使えます。

 

数か月かかると思いますが、ひいてくると思います。

 

娘の場合は、乳児湿疹が酷かったのですが、2か月で良くなりました。

 

 

 

 

 

大学病院に行くと、「これはアトピーだから全身にステロイド軟こうを塗ってね。塗ったら治るけど、塗らなかったら治らないから、しっかり塗ってね。」と言われました。

 

個人の皮膚科へ行くと、「ステロイドは絶対に塗らないでね。アトピーじゃないからね。汗をかいたら何度も着替えをさせて、シャワーで汗を流してね。あと、よく抱っこしてあげてね。」と言われました。

 

 

真逆の診断!!

 

 

わたしは、後者のステロイドを塗らない診断を採用したのですが、本当に良かったと思います。

 

 

 

 

昔と比べて、アトピーや湿疹がものすごい勢いで増えています。

 

痒みや痛みをとめたくてステロイドを塗ると、すぐに、魔法のように楽になります。しかし、症状を麻痺させているだけでその皮膚疾患が治っているわけではなく、あとで、ステロイドを手放せなくなり、その副作用に苦しむことになりますので注意が必要です。